SKINCARE

女医が解説!【首まわりのイボやブツブツ】の正体と対策

薄着では隠しきれず人目に触れる首やデコルテ。首まわりのイボやブツブツが気になるという読者の声に応えて、その正体や対策法を美ST読者、スタッフから信頼を集めているドクター・徳田真紀子先生に聞きました!

首まわりのイボ、デコルテに増えてきたブツブツが気になる!

首のイボの正体は…脂漏性角化症orアクロコルドン

年寄りイボと言われることも。加齢と関係はありますが、紫外線や摩擦による影響など、日頃の生活習慣や環境によって増えてしまうことも。日々のコツコツケアで予防して。

デコルテに増えるブツブツの正体は…ほくろや老人性血管腫

血管腫は毛細血管の増殖によってできる良性の皮膚の腫瘍です。主な発生要因は加齢によるものと言われてます。ほくろはイボとの判別が難しいのでドクターの診察を。

【対策①】できてしまった首のイボはクリニックのレーザー治療が最適

首を中心に細かなイボが多数。施術直後の赤みはありますが、出血はありません。1週間経過後はまだ薄く跡はあるものの、ほぼ綺麗な状態に。首のイボが一掃されて全体の印象も若々しく。1個¥2,200。

【対策②】CO2レーザーや高周波で治療

液体窒素や切除術より、より傷跡が残りにくいCO2レーザーや高周波が効果的です。麻酔クリームを塗り20分。今回の施術時間は15分程で終了。施術中の痛みはほぼなし。

40歳を過ぎてでき始め気が付いたら増えていて、2〜3年前から気になるように。夏は服で隠せないのが悩み。施術中の痛みはなく、カミソリで毛を処理しているくらいの感覚でした。

【対策③】ほくろや老人性血管腫は治療するなら長期的計画を

ほくろや老人性血管腫は組織が深くまであり、液体窒素やレーザー治療をしてしまうと痕になる場合も。治療後の傷跡ケアも重要。たくさんある場合は一つ治療して傷の様子を見るのがおすすめ。

形成外科専門医として豊富な知識を持ち、幅広いオペをこなし、レーザー治療にも定評。美ST読者やスタッフから信頼を集めているドクター。

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2022年『美ST』9月号掲載
撮影/オノデラカズオ(人物)、大槻誠一 取材/関根実凡 イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP) 編集/長谷川千尋

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