47歳女社長が実践する「自分も地球も得する」エコライフって?

オーガニックコスメの普及に尽力する女性社長の生活を拝見すると、 楽しくSDGsに取り組めて、自分も地球も得する方法に出合えました。〝SDGs〟の目標を達成するために私たちが具体的にできることって?行動するとどうなるの?日々の生活や美容を通じて、SDGsに繋がる方法を教えてもらいました。

ゴミレス・地産地消なエコライフを子供に

杉谷惠美さん(47歳)ビーバイ・イー代表
SDGs という言葉が先走ってますが、具体的な内容を理解してる人は少ないのかも。私の解釈は循環する社会を作ること。自分のできることからやれたらと思っています。仕事では製品の一部を障がい者就労支援施設で作っていますが、社会貢献というより皆さんの丁寧な仕事で、よりよい製品になりお客様にも喜ばれるから。まさに循環です。プライベートでは、家族間で「ゴミを出さない工夫をしようね」と話してるので、子供たちも工夫が当たり前になっています。学校でもSDGsの授業があるんです。マイバッグやマイボトルはもちろん、無駄な包装を辞退したり、10年以上前からコンポストも。車はずっとディーゼル車、家には太陽光パネルを設置。食材は少量なら近所で量り売り、普段必要な分は産地から直接購入します。今、日本の農家さんの年齢が上がり、このままだと10〜20年以内に国産農作物が食べられなくなると知って以来家でもできることをするようになりました。今の若い世代は、モテるために環境問題に取り組むほど当たり前と言いますが、私たち世代には新鮮な感覚。我慢やストレスは長続きしないし、買物も我慢するより本当に欲しい1着を何年も着続けるほうがよほどエコ。自分が心地よいと思える範囲で続けたいです。

杉谷さんのSDGs3カ条

1:ゴミを出さない生活を意識

2:子育て目線で生活すべてを選びます

3:本当に好きなものを長く使って

<Profile>
シンシア・ガーデン代表。出版業界で活躍後、体調を崩し長期療養をきっかけに植物や漢方、アロマを学ぶ。2004年会社設立。以来、オーガニックコスメ普及に尽力。プライベートでは2人の男の子の母。自宅の庭やプランターで、ローズマリーやタイム、ミント、その他薬味類を栽培。買ってきたネギなどをそのまま水耕栽培することも。
育てたハーブや全国の契約 農家さんからいただいた植物は、ホホバオイルにつけて自家製オイルに。お店の施術で使っても喜ばれます。

全国各地を回り原料生産者さんと直接やりとり

廃棄予定の国産原料を再利用して、幸せが循環する仕組みを作り続けて約20年。今では行政や農家さんから直接連絡いただくことも。現地に行ってお話を伺う時間も大切にしています。

地道な活動も子供の変化がモチベーションに

ゴミを出さない工夫など個人でできるSDGs活動は数値でわかりにくいけど、子供の意識や行動の変化を感じると効果を実感。変化する彼らを見ていると未来が豊かだなと思います。

空き容器はすぐ捨てずに使い道を考えるのがマイルール

使い終わった容器は再利用も。ネロリラやイッツオールのガラス瓶は一輪挿しとして窓際に。捨てる前に、何か使えないか考えることを習慣にすると、子供も自然と工夫できるように。

欲しいという想いを商品化!家でも大活躍

自分が使いたい物を作るから自分のケアにも。ネロリラのセラムはデザインもお気に入り。ココアミのローション&オイルでエイジングケア。CBDAYSは頭痛や集中力が切れた時に。

未使用資源を原料化する「凜恋」を愛用して15年!

廃棄予定の高知産ゆずの皮や唐津産ツバキを利用した自社ブランド「凜恋」のシャンプーを愛用。夏はユズ&ネロリでさっぱり。猫っ毛がボリュームアップし、継続で頭皮が丈夫に。

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2022年『美ST』9月号掲載
撮影/藤本憲一郎(A.K.A.)<静物>、浜村菜月(LOVABLE)<人物> ヘア・メーク/Sai 取材/大山真理子 編集/漢那美由紀