そもそもどんなアイテム?知っておきたい【美容液】の基礎知識

今までの化粧品では効かなくなってきた、足りない気がする――。そんな時に一品投入するなら美容成分が贅沢に配合されていて、最新科学が詰まっている「美容液」!種類が多くて何を使っていいかわからないという初心者さんのために美容液の基礎知識をお届けします。

そもそも美容液ってどんなアイテム?

化粧品の定義としては「粘度があり、保湿効果とともにエモリエント機能※をもつもの」(小西さやかさん)という大枠があります。また、ブランドとしては、「定番スキンケアにプラスすることで、悩みにアプローチし、さらなる美肌を目指すもの」(資生堂)、「有効成分や有用成分の配合濃度が高く、特定の肌悩みの解決に特化したもの」(コスメデコルテ)といったように、スペシャルアイテム=美容液、と捉えられています。

※エモリエント機能=水分蒸散を抑えて潤いを保ち、皮膚を柔らかくする作用
教えてくれたのは……小西さやかさん
一般社団法人日本化粧品検定協会 代表理事、コスメコンシェルジュ。化学修士としての科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト。著書は『「私に本当に合う化粧品」の選び方事典』(主婦の友社)など13冊。

美容液は最新科学が詰まってる?

「先進科学の力を借りて抽出した成分を余すことなく肌に届け、なりたい肌を手に入れる、結果を約束する製品(ヘレナ ルビンスタイン)」と、最新科学を搭載することが多いのが美容液。医薬部外品の有効成分を新規で申請する際に美容液が多いこともそれを証明しています。

最新の美容液ってどんなもの?

「SDGsの影響もあり、肌の安全と健康を考えて植物エキスが中心になっています。また、最近では一般の方が成分に興味を示すようになってきて、新規性を謳うよりも、認知度の高いヒアルロン酸やビタミンC、ナイアシンアミド、レチノールなどの既存成分に独自技術をプラスするという流れになってきています」(小西さん)

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2022年『美ST』9月号掲載
撮影/大瀬智和〈人物〉、河野 望〈静物〉ヘア・メーク/Sai 取材/大佛摩紀、今福英美 編集/石原晶子