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女性の一生に【ホルモンケア】が欠かせない2つの理由

女性の一生は女性ホルモンと深く関わっており、その乱高下と真正面から向き合う大きな時期が更年期。また、毎月の生理も影響を受けているのに実は女性ホルモンの仕組みやホルモンケアの方法についてはよくわかっていないことも。今回は検診以外で婦人科に来たことのない更年期世代の美魔女2人が、女性特有の病気やホルモンケアに詳しい恵比寿みかレディースクリニック院長・田中美香先生を訪ねました。

 
 

なぜホルモンケアを
しなくてはいけないの?
美魔女2人が先生に聞いてみた!

 
田中美香先生

教えてくれたのは……

田中美香先生(50歳)
恵比寿みかレディースクリニック院長
医学博士、日本産科婦人科学会専門医、
日本女性医学学会専門医、
日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医

平成9年、順天堂大学医学部卒業。平成30年11月、恵比寿みかレディースクリニック開院。毎朝二人のお子さんのお弁当を作る多忙な私生活ながら、悩める患者さんに真摯に向き合う。趣味は20年以上続けるフラメンコ。

藤井やよいさん

相談したのは……

TEAM美魔女・駒田奈美さん(48歳)
モデル・ヨガインストラクター

2011年、第2回国民的美魔女コンテストに出場。20代の頃、1994年にミスインターナショナル・ミスワールド日本代表ファイナリストの経験もある、清楚系やまとなでしこ美魔女。21歳と17歳の息子を持つ母。最近は「大学生の息子が社会人になったら家から出して自立させよう」と言う夫にモヤモヤ。

相談したのは……

TEAM美魔女・岡野伴井さん(50歳)
サロン経営

2015年、第6回国民的美魔女コンテストに出場。31歳の息子、28歳の娘、そして40代で孫を授かり、今は4人の孫もいる人生3倍速美魔女。49歳で普通二輪免許を取得して目下の趣味はバイク。美容を極めながら大家族のグランマとしてアクティブな毎日を送る。

岡野さん(以下、岡野) ジャスト50歳の私はちょうど年齢的に更年期真っただ中ですが、ホットフラッシュなどの症状もないですし、特にホルモンケアする必要はないんじゃないかと思っています。

駒田さん(以下、駒田) 48歳の私も、今は特に症状はないんです。

田中先生(以下、先生) よく「私、更年期は来ていないの」とおっしゃる方も多いんですが、更年期に不調がないということが実は大きなトラップなんですよ。

岡野 えっ? どういうことでしょうか?

先生 50歳前後で不調がないというのは、つまり女性ホルモンがほとんど作られなくなっていくことに真剣に向き合わないで済んじゃうということ。ケアする機会を逃したままだと、55歳以降、更年期を過ぎてから急に老化が進むことがあるんです。

駒田・岡野 本当ですか⁉

先生 女性のホルモン変動は更年期をはじめ産後などで激しく起こるというイメージがあるかもしれませんが、その時期以外にも、それこそ女性の一生すべてにホルモンが大きく影響していますので、ずっとケアを怠らないことが大切なんです。

理由①

産後の不調を経験した人は
更年期も要注意!?

 

駒田 先生のお話で思い出したんですが、私は産後、0歳の長男の育児に悩んで、何もかもが嫌で投げ出したくなった時期があるんです。今思うと、あの頃はすごく思い詰めていました。

先生 それは産後うつと言ってもいい状態でしたね。辛かったでしょうね。

駒田 はい。あの時の落ち込んだ状態を考えると更年期を乗り切れるか心配で。

岡野 産後うつと更年期症状に関連性はあるんですか?

先生 産後うつだった人の更年期症状は重い、という明確なデータはないんですが、関連性はあると思います。いわゆる性格、個人が持つ気質による部分は大きいですから。

駒田 やはり私は気をつけないと、ですね。

先生 産後も更年期も、同じく女性ホルモンの急降下で不調が起こります。抜け毛や腰痛、うつ症状など共通する症状も多いですが、決定的に違うのは、産後はある程度時間が経つと女性ホルモンがまた分泌されるようになるけれど、更年期以降は数値が戻らないということ。

岡野 ですよね……。

駒田 心配になります。

先生 でも駒田さんは、そういう心づもりがあるということはアドバンテージでもあるんですよ。ちゃんと予防するためにケアをする動機になりますから。

駒田 なるほど!

先生 あと大変なのが、中には産後うつがあまり回復しないまま、更年期に差し掛かって本格的にしんどくなる方もいらっしゃいます。

岡野 それは辛いですね。

理由②

「更年期の症状がなかったから安心」
は間違い!
更年期を過ぎてから
急に不調になる人もいる

 

先生 私がいつも思うのは、健康に悩みもなくていつも元気で更年期を楽チンに過ごしてしまった方ほど老年期にしわ寄せがくるから気をつける必要があるということ。スルーできた方ほど後で急に不調になって、「しまった!」ということになりかねません。

50歳前後で閉経したら
女性ホルモンが
ほとんど分泌されなくなる!!

 

岡野 うわあ、私のことでしょうか⁉

先生 40代からホルモンケアを考えて来院されるような意識が高い方、それこそ生理痛がひどかったから、産後うつがあったから更年期も心配だと考えられる方はいいんです。若いうちに手を打つことで、女性にとってすごく大切な「骨の老化」を食い止めることができるかもしれません。その一方で、実は、肩こりや疲れやすさも更年期症状のひとつなんですけど、それに気づかれないケースもあります。また、ホットフラッシュなどの特徴的な症状が出なかったりして、更年期をさらっとスルーできていると思って何もケアしなかった方ほど、女性ホルモンが枯渇した老年期に急に症状が出て、皆さん驚かれて婦人科にいらっしゃる、ということがあります。

駒田 気づいた時には遅いんですね。

岡野 そうなる前に知ろうとする気持ちを持たないと。

では、女性ホルモンの
大事な時期の真っただ中にいる
美ST世代ができることって?

岡野 では更年期以降、急に衰えないために、私たちが今やるべきことを教えてください。

先生 美ST世代の方がまず考えたほうがいいのが、女性ホルモンと付き合うための3本の柱ですね。1本目は運動、睡眠、そして栄養バランスのとれた食事を摂ることです。食事で補いきれない分の栄養は、サプリメントなどを活用するのもひとつの手です。女性特有の変化には女性ホルモンと似た働きをする大豆由来の成分「エクオール」なども利用してみてください。2本目は定期的に婦人科検診・健診をきちんと受けること。3本目はかかりつけの婦人科医を持つということです。

 

女性ホルモンと上手に
付き合うための3本の柱

① 運動・睡眠・食事+α

② 婦人科検診・健診を定期的に必ず受ける

③ かかりつけの婦人科医を持つ

 

 

岡野 運動や睡眠って具体的には?

先生 ヨガやウォーキングなど適度な有酸素運動を行うことで女性ホルモンの低下によって乱れがちな自律神経が整いますし、骨もケアできます。睡眠は絶対何時間寝なくてはならないとか、何時までに寝るべきだというのはなくて、起床時間を決めたうえで眠くなったら寝ればいいんです。

駒田 食事は?

先生 栄養バランスのとれた食事はもちろんですが、できれば女性ホルモンに似た働きをする成分、エクオールの材料となる大豆製品を継続的に摂ってほしいですね。ただ、エクオールを作りだすための腸内細菌を持っておらず、自身で作り出せない人も半数はいるんです。でも今は、エクオールを直接摂れるサプリもあるので有効活用したいですね。

岡野 エクオールのサプリは何歳から飲んでいいんですか?飲み終わりの目安は?

先生 それこそ30代からでも全然大丈夫ですし、閉経後も、何歳まででも飲み続けたほうがいいんです!ただ、口に入れるものだから、食事と同じように、どうやって作られているのかが重要です。一般的にエクオールのサプリは大豆を、菌を用いて発酵させて作りますが、乳酸菌など、安全性が確認できているものを選ぶといいでしょう。

女性ホルモンについて
知らないで放っておくのが
一番怖いんです

 

駒田 今日は先生のお話を伺って、あまりに女性ホルモンに対して無知だったということを知って愕然としています。

岡野 たとえ更年期のことが気になってもネットで検索しているだけでは何が本当か分からないですし。こうやってドクターに正しい情報を伺うことの大切さがよく分かりました。

先生 そうなんですよ。私たちは専門家ですので、相談していただければ「まだ治療の必要はないですよ」「何か対策が必要な段階ですね」という判断が客観的にできますから。

駒田 症状が特になくても、相談だけで行ってもいいものなんでしょうか?

先生 もちろんです。逆に症状がない頃から来ていただけると、症状が出た時点での異変に気づけるので、通常運転(笑)の時からぜひ来てください。

岡野 でも、婦人科ってたくさんありますよね。どんな婦人科に行っていいのか、選びの基準ってありますか?

先生 「日本女性医学学会専門医」であるかどうかを目安のひとつにしてもいいかもしれません。「日本女性医学学会」は思春期から性成熟期、更年期、老年期の医学的問題まで、女性の一生を通じ研究する医療従事者の団体です。その専門医なら安心して相談できますよ。当クリニックもそうなんですが、施設のホームページなどで知ることができます。

駒田 それも知らなかった……。

岡野 知らないことだらけで生きてきたことが怖くなりましたが、今日気づけて間に合った感じです(笑)。

先生 おっしゃる通り、セーフですよ! 知って、気づいて、相談して、対処して。女性ホルモンとは一生のお付き合いですから、この4点をうまく循環させることで上手にケアして、自分の体と心を守っていきましょう。

 

駒田 まずは生活習慣の見直しから始めて、エクオールについても学ぼうと思います。もちろん、マイクリニックも探します!

岡野 私、田中先生をマイドクターにしたいです!

先生 どうぞどうぞ(笑)。私ね、更年期って思春期みたいなものだと思うんです。誰にでも必ず訪れる時期。誰のせいでもなく、ただホルモンが大暴れしているというだけ。でもこの時期に自分の体や心とちゃんと向き合って軌道修正できるかどうかが大事。その意識があるだけで55歳以降、健康で美しく過ごせるかどうかが決まります。

岡野 更年期は厄介なものではないんだと今日初めて感じました。自分を見直すきっかけにします。

駒田 一生のお付き合い、今日から意識します!

撮影/オノデラカズオ(f-me) ヘア・メーク/中村恵巳(f-me) イラスト/今井久恵 取材/柏崎恵理

お問合わせ先/大製薬 女性の健康推進プロジェクト
https://krs.bz/otsuka/m/womanpj

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