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【閉経後】に薄毛悩みが深刻に! 髪を健康に保つ5つの方法

髪は見た目の印象に影響を与える要素の一つであり、それにはもちろん年齢の印象も含まれます。となると、髪の豊かさ&ツヤは見た目を左右する大きな要素。40代以降、加齢による代謝の低下やストレス、カラーリングなどによる頭皮へのダメージで薄毛悩みが進む私たちは、50歳前後で閉経を迎えるとさらに薄毛・抜け毛が進行する可能性も。 今からできることは? そして何歳からでも間に合う対策は? 今回は50代後半になっても艶やかで美しい髪をキープしている美魔女が実践している「5つの方法」を徹底分析。今からでもできる健康美髪習慣に迫ります!

「閉経後に薄毛がさらに気になってきた……」
美ST世代の薄毛悩み
“あるある話”

TEAM美魔女・ソプラノ歌手
峰 りえさん(52歳)

「もともと細く猫っ毛な私の髪ですが、子宮筋腫を小さくするための治療で擬似閉経状態になった3年前、急激に薄毛が進行。生え際のM字が深くなり、昔は大きめのバレッタでは留まらないほど量のあった髪が、仔馬の尻尾のような細さに……(泣)。小さなバレッタで収まるようになったときは寂しくなりました。その後、頭皮用の美容液で生え際にうっすら新しい毛が生えてきたときは嬉しかったものの、1年前に再び治療で薄毛に逆戻り。最近は鏡を見るたびに進行していないかチェックするのが日課に」

写真を見た母に
薄毛を指摘されてショック!
「50歳ごろから薄毛が気になり始め、生え際のあたりの髪のコシがなくなり、フワフワした感じに。ひっつめて結ぶとかなりおでこが広くなったな、とは薄々思っていましたが、先日、母が私の写真を見て『ずいぶん薄くなったね』と一言。ショックでした」

TEAM美魔女・旅館女将
岡部ゆみこさん(53歳)

おでこの M字が急角度に!
「つい1カ月ほど前から急に薄毛が気になり始めました。左側の額の生え際あたりの地肌の範囲が急拡大。分け目の幅が広がった気もするので、すぐに分け目を変えました」

TEAM美魔女・主婦
田口千恵子さん(54歳)

更年期障害だけじゃなく、
髪にも悩みが出るなんて
「3〜4年前から髪の量が気になっています。おでこの生え際が薄くなってきて、写真を撮ると一目瞭然。48歳ごろに閉経したことも関係しているかもしれません。閉経後、いろいろな更年期障害に悩まされましたが、やっと昨年ごろから良くなってきたところです」

TEAM美魔女・モデル・女優
坂村かおるさん(56歳)

59歳でも髪がフサフサ!
美魔女・斉藤芳恵さんの
美髪の秘訣は?

TEAM美魔女・主婦 斉藤芳恵さん(59歳)1963年8月18日生まれ。第1回美魔女コンテストファイナリスト。2016年よりブログ「おしゃれ手帖~好きなモノに囲まれて~」(https://saitoyoshie.com/)にて、ファッション、モノ、ライフスタイルを発信中。「髪を健康に保つ方法は、50歳を過ぎて実践するようになったものも多いです。50代になったからもう遅い、なんてことはないと思います!」

結ぶときは
なるべくゆるく結んで、
少しでも頭皮をいたわる
 

私の髪質はもともと柔らかいんですが、50代半ばくらいからさらにコシがなくなってうねるように。おろしていると広がりがちなので、普段は家事の邪魔にならないようにまとめ髪をしていますが、かなり前に「地肌が透けて筋になって見えてきたね」と知人から言われたんです。おでこに髪がかかるのが苦手なので、どうしてもきつく結んでしまいがちでしたが、「強く引っ張って結ぶのは髪に良くない」と聞いて、最近はなるべくゆるめに結ぶようにしています。

髪を洗うときは、
しっかり頭皮をマッサージ
 

以前、ヘアサロンで「頭皮が硬い」と言われたことがあるので、シャンプーのときには必ず頭皮を指の腹で優しくマッサージするようにしています。シャンプー自体は特別なものではなく、ごく一般的な市販のもの。何を使うかではなく、どう使うかが大事だと思っています。頭皮には多くのツボやリンパがあって、血行が悪くなると皮膚が硬くなって毛根が弱ったり、髪に栄養が届きにくくなるので、髪を洗うついでのマッサージで頭皮をもみほぐすようにして、柔らかく保つように意識しています。

食事には必ず、
わかめやひじきなどの
海藻類と豆腐を
 

私は小さいころから和食派。結婚してから30年以上経ちますが、母譲りの食習慣は崩していません。朝は必ずお魚にお味噌汁にご飯に常備菜。納豆が苦手なので大豆類は豆腐で摂るようにして、ひじきやわかめなどの海藻類、切り干し大根などの乾物もこまめに取り入れます。わかめは乾燥したものをまとめて水で戻したものを保存容器に入れてお味噌汁や酢の物、サラダなどに分けて入れます。でも、特にどの食品が髪に効くというわけではなく、3食栄養バランスを考えた食事が髪や頭皮にとって良いと思います。

毎日プロテインを摂取
 

息子が10代のころサッカーをしていてプロテインを飲んでいました。いつもビッグサイズの袋が家にあって(笑)、私も飲んでみようかなと思ったのがキッカケ。それから10年以上経ちますが、毎日欠かさず飲むようになったのは4~5年前から。私はチョコレートが好きなので、ココア味のホエイプロテインを小ぶりのシェイカーに豆乳と一緒に入れて飲んでいます。時間は特に決めず、気づいたとき、好きなときに飲む感じ。欠かせない生活習慣になっているので、プロテインを飲んでいなかったら髪がどうなっていたかということまでは分かりませんが(笑)、プロテイン=タンパク質なので髪の栄養のもとになっているとは思います。

エクオールを摂取
 

女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」に似た作用をする「エクオール」という成分を知ったのは50歳のころ。大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝され作られる成分で、作れる人と作れない人がいるのだとか。新聞に入っていたチラシに興味を持って試してからずっと続けている習慣です。以前、美STの企画で、アンチエイジングのクリニックでいろんな検査をしていただいたんですが、そのときにエストロゲンの数値が普通の人より高く、先生に「うちの病院では過去2番目に高い数値。きっと閉経は遅いです」と言われて。でも、腸内でエクオールが作れているかどうかを調べられる検査キットを試してみたところ、私は作れない体質ということが分かりました。実はそのころ、腱鞘炎や手指のこわばりがひどくなり、ペットボトルを開けられないほどに。
母親も手指が変形しているので、エストロゲンの数値は高くても、今後いろんな症状が出てくるのではないかと不安に思い、 生活習慣の改善と共にセルフケアの一環としてエクオールを飲み始めました。手指のこわばりがかなり良くなり、それからずっと習慣にしています。ちなみに、実際に閉経したのは平均よりもかなり遅い56歳。閉経前後に関節のこわばり以外の更年期症状がほとんどありませんでした。生活習慣も気を付けていたし、もしかしたらエクオールのサプリメントも少しは役に立ってくれたかもしれません。

斉藤さんの美髪習慣は
医学的にも正しい?
美容皮膚科医・小柳先生が解説!

小栁先生

教えてくれたのは……

アオハルクリニック院長
小柳えりこ先生

1998年 順天堂大学医学部卒。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会評議員・認定専門医。2011年に医療法人財団 青輝会 アオハルクリニック院長に就任。皮膚科・美容皮膚科・ウェルエイジングを専門とし、セミナーや講演などにも引っ張りだこ。

髪は引っ張りすぎず、
頭皮マッサージも優しく

 
加齢やエストロゲンの減少によって頭皮や髪に栄養が行きづらくなる50代。物理的なダメージはなるべく避けたいもの。習慣的に髪をひっつめてまとめたり、同じ部分に同じように圧力をかけ続けることで毛根や頭皮に負担がかかるので、結ぶときはゆるく、また洗髪時のマッサージも優しくリンパの流れに沿って行うことが大事。特別にマッサージの時間を設けるというよりも、丁寧にシャンプーする時間の中で3分程度のマッサージを習慣づけるといいでしょう。頭皮にはたくさんのリンパが流れているので、強く押しすぎることなく、流れに沿ってソフトにマッサージし、血行を良くすることを意識して。

食事は栄養バランスよく!
過度なダイエットは
美髪の敵

昔から海藻類は髪に良い、というイメージが浸透していますが、実は科学的・医学的なエビデンスはありません。食事が髪に影響するかどうかという観点で言うなら、規則正しくバランスの取れた、腸内環境を意識した食生活が良いとは言えると思います。髪はタンパク質からできていて、その中でもタンパク質の1種、17型コラーゲンという物質が髪に影響があると言われています。でも日本人の一般的な食生活ではタンパク質は不足しがちなので、プロテインなどで補うのも有効だと思います。また、男性の脱毛に関しての研究なのですが、頭皮に皮下脂肪が少ない人は薄毛になりやすいという報告がされていますので、女性の場合も、あまりにも皮下脂肪を減らしてしまうと薄毛の進行を促進してしまう可能性が。過度なダイエットは極端に皮下脂肪を減らしてしまうので、要注意です。

女性ホルモン
(エストロゲン)と似た
作用をする成分に注目

閉経によって分泌がストップするエストロゲンは、長らく女性の健康を守る役割を果たしてきました。その守り神が失われると髪も影響を受けます。エストロゲンと似た働きをするエクオールなどは髪にとって心強い味方になってくれるかもしれません。美髪維持や、肌の健康のためにも毎日補うのが望ましいでしょう。

エクオール
女性の髪にも期待が!

【試験概要表記】
対象者:45~64 歳の健常な閉経後日本人女性(200名)評価:・エクオール産生能:前日の昼食・夕食で十分な大豆食品を摂取し、翌日の早朝第一尿を用いて、機器分析にて尿中エクオール濃度から産生能を判定した
・毛髪総密度:頭頂部付近13mm角範囲を約0.5mmの毛髪を残して毛刈りし、マイクロスコープで撮影。目視で、黒髪本数、白髪本数を計測し、密度を求めた。
・髪に関する自覚症状:閉経前と比べた現在の毛髪の状態について、変化なし(0)から非常に悪くなった(5)までの1刻のみのスケールで回答した。
【出典表記】
岩下ら, Aesthtic Dermatology, 30, 8-17, 2020
宮川, FRAGRANCE JOURNAL, 488(2), 41-47, 2021

腸内でエクオールを作れる人と作れない人において、閉経後に毛髪密度がどのように変化しているか調べた研究結果があります。それによると、エクオールが作れない人のほうが毛髪密度が低くなっているという結果が。さらに閉経後の髪のまとまり(ハリやコシ)、髪のツヤに関してもエクオールの有無で差が出るという報告も。エクオールが閉経後の髪のボリュームや艶やかさに関係している可能性が分かってきました。今後、更なる研究に注目していきたいですね。

撮影/古水 良(cheek one) ヘア・メーク/久保フユミ(ROI) 取材・文/柏崎恵理

お問合わせ先/大製薬 女性の健康推進プロジェクト
https://krs.bz/otsuka/m/womanpj

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