【今年の夏はここに注意!】withマスクで気をつけるべき夏の6大トラブル

今年はいつもと違う夏。すっかりマスク生活が定着する世の中に……。 梅雨が明けて汗ばむシーズンが到来で、さらに紫外線や汗が加わり、 肌は想像以上にダメージが蓄積!忍び寄るマスク老けを回避する予防&対策を専門家に聞きました。

夏の肌リスクはココに潜むから事前に防御!で夏老け知らずの涼やか美人に

【トラブル①】マスク熱中症

マスク着用部の皮膚表面温度を測定したグラフを見ると、1.3℃高いという結果に。口まわりは感覚神経が密集し、他の部位より暑さを感じやすいため、体感温度が上昇。湿度が上がり喉の渇きに気づきにくく、熱中症リスクが増加。※グラフは銀座ケイスキンクリニック院長 慶田先生より提供

【トラブル②】マスク蒸れ

口元が蒸れた状態が続くと、汗や皮脂で毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌が繁殖してニキビの原因に。また、マスク内は過剰な加湿状態になる一方で、マスクで隠れていない部分は冷房による皮膚の乾燥を起こしやすくなります。

【トラブル③】マスク荒れ

マスク時間が長くなったことで、頰や口まわりが赤くカサついたり、これまで肌荒れの経験がなかった人にもニキビや湿疹などの症状が見られるように。マスクをつけたり外したりすることにより水分が蒸発して乾燥肌にも。※写真は千春皮フ科クリニック院長 渡邊先生より提供

【トラブル④】紫外線

マスクを通しても紫外線は届きます。日焼け対策に、マスクだけでは不十分です。日焼け止めを塗っても、汗で取れたり、マスクのライン焼けや隙間からもリスクがあるので、いつも以上に紫外線対策を心がけましょう。

【トラブル⑤】汗

汗の影響で呼吸する度に、マスクが肌に貼り付き、不快な気分になりがちです。発汗による汗荒れ、汗蒸れによるマスク皮膚炎(オムツ皮膚炎のような)などのトラブルにも。汗で日焼け止めが流れ、うっかり焼けにも注意が必要。

【トラブル⑥】マスク摩擦

会話や呼吸の度にマスクと皮膚の摩擦が起こり、目には見えない軽微な炎症が生じて繰り返すうちにシミやシワに。さらに、角層がダメージを受けることでバリア機能が低下。キメが乱れ、くすみや毛穴目立ち、肝斑の原因にも。

教えてくれたのは……

スキンリファインクリニック広尾 院長 橋本 聡先生
美STが選ぶ美容医療ドクター大賞でも1位を獲得しマダム達の駆け込みクリニックに。正確な診断と高度な技術で、ワンランク上の美容皮膚科診療を実現。
千春皮フ科クリニック 院長 渡邊千春先生
医学博士・皮膚科専門医・美容皮膚科医。浦和・広尾院総院長。適切な治療と細やかなアドバイスを女性の視点から心がける。TVや雑誌でも活躍中。
医療法人康梓会 Y’sサイエンスクリニック 広尾統括院長 日比野佐和子先生
再生医療やアンチエイジング療法でも第一線を走る研究者でもあり、美のカリスマとしてメディアでも大活躍。国内外のVIPを受け持つ敏腕医師。
アマソラクリニック 院長 細井 龍先生
形成外科・美容外科医。今年3月に開院。これまで多くの美容外科勤務で直面した業界の矛盾を解消すべくクリーンで開かれた美容医療を目指す。
銀座ケイスキンクリニック 院長 慶田朋子先生
医学博士。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣など分かりやすい解説に定評あり。美容誌や女性誌、TVなど多方面で活躍中。
コスメコンシェルジュ 小西さやかさん
日本化粧品検定協会代表理事。科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリストとして活躍。鋭い評価が好評で、各種メディアで幅広く活躍。
2020年『美ST』9月号掲載
撮影/城 健太〈vale.〉、寺田茉布〈LOVABLE〉 ヘア・メーク/岡田知子〈TRON〉 モデル/樹神 スタイリスト/菊地ゆか 取材/平井由美、吉田瑞穂 編集/漢那美由紀