【感染症・風邪対策に】女医ママが教える基本の風邪予防法

新型コロナウイルス・インフルエンザ……例年以上に感染症対策を重視せざるを得ない冬となりました。自分はもちろん、子どもに感染させたくないと考える40代50代がほとんどのはず。感染症対策は風邪の予防と共通している部分が多くあります。今一度基本の風邪予防を学んで、健やかに春を迎えましょう!

毎日できる工夫で免疫力は高く保てます

教えてくれたのは……耳鼻咽喉科専門医/アルパカ小児科 耳鼻科クリニック 副院長吉田智恵先生
我が家では手洗い・うがいの徹底や十分な睡眠、乳酸菌飲料などで免疫力を上げることを第一に心がけています。質の良い睡眠のためには入浴時に必ず湯船につかり、その約90分後の体の深部体温が急降下するタイミングで入眠すると深い眠りが得られます。

風邪ウイルスの主な感染ルート

❶ウイルスが付着した手を介した鼻や口からの接触感染


❷咳やくしゃみによる飛沫感染

❸空中に浮遊したウイルスを吸い込む空気感染


免疫力を上げて3つのウイルス感染ルートをブロック

【対策①】根菜と乳酸菌飲料を毎日摂取

ゴボウやレンコンなどの根菜類は血行を促進し代謝を上げてくれるので、毎日摂取。子供が食べやすく体が温まるポトフが我が家の定番です。
朝はうがいをした後に乳酸菌飲料を飲んでから早朝学習を。血糖値を上昇させ、腸の運動を活性化させてくれるので効果的な学習が期待できます。乳酸菌飲料は多量摂取でお腹が緩くなる場合があるので、小さい子供は小容量のものが安心です。

【対策②】ウイルス対策に鼻と喉の湿度をキープ

鼻や喉の粘膜が乾くとウイルスに対する抵抗力が低下して風邪をひきやすくなるので、マスクは必須。最初に針金の部分を鼻にフィットするように折り曲げてから使用。鼻の真ん中のあたりから顎下までしっかりとカバーするようにつけます。
乾燥を防ぐスチームアロマカップなどのアイテムも上手に取り入れて。

▶︎▶︎それでも症状が出てしまったら…

初期の風邪だと思っていたら実はインフルエンザだったり、特別な薬が必要な感染症だったりすることもあるので、まずは早めの受診と適切な治療を。放っておくと重症化して点滴や入院が必要になる場合もあるので要注意。

オペがヒント!女医ママ流・徹底除菌手洗い法を伝授

「ドクターX」でおなじみのオペ(手術)前に医師が行う手洗いには予防のヒントが満載!汚れた水が垂れてこないよう、指先から洗うのがポイントです。
①指先から手首まで濡らし、手掌、手背、指先、指の間、手首の順に泡立てた石けんで洗う。指先は回すように。
②指の間を洗う際には、忘れやすい親指もきちんと洗うこと。付け根からひねるようにして洗うのがポイント。
③菌が手に残らないように、流水を使って指先から手首に向かって上から下へと泡を落としていきます。
④手拭きも指先から手首方向へ。指の間も忘れずに。清潔なタオルか使い捨てのペーパータオルで拭く。

▶︎▶︎ここに注意!

家族でタオルを使い回すと菌が繁殖する恐れがあるので要注意。爪ブラシも使いすぎると皮膚を傷つけてしまいます。
予防は手洗いが基本ですが、やむを得ず手洗いができない場合には手指消毒剤もうまく利用を。保湿も忘れずに。
2020年『美ST』2月号掲載
撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/甲斐美穂(ROI) 料理スタイリング/田中真由美 取材/安西繁美 編集/佐々木 遼
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