星子尚美先生に聞いた【がんにならないためにするべきこと】10カ条
1:脳を変えて、ストレスをコントロール

▼考え方を変え、丈夫な心に
☑ がんにならないというイメージを持つ(自分の思考が病気の原因の場合もある)
☑ 感謝の気持ち、思いやりの気持ちを持つ(思いやりと感謝の心はセンテナリアンの人たちが持っている長寿遺伝子)
☑ 笑う
☑ 音楽を聴く、趣味を持つ
☑ ストレスがあるときは原因を考える
☑ 家族がストレスなら離れる。転地療法
☑ 人のペースに合わせない
☑ 完璧主義を捨てる
☑ 適度な運動をする
2:腸内環境を整える

▼腸が変われば健康に
☑ 便秘を改善する
☑ ビフィズス菌、乳酸菌を摂る
☑ ひどい便秘症、おならがずっと臭い人は、腸内洗浄を受ける
☑ 腸の宿便や有害物質をクリーンにして、腸をリセットし免疫を上げる
☑ ファスティング(断食)内臓を休ませることでデトックス機能が活性化
3:毎日の食事を変える


▼食べるもの
旬のもの、採り立てのもの、自然農法の穀物や野菜、天然物の小魚類等を食べてください。ご飯はビタミン・ミネラル豊富な雑穀入り玄米、味噌汁は3年以上熟成させた発酵味噌と天然だしで。海藻、きのこ、豆腐、大豆製品も。
▼避けるもの
活性酸素を発生させる、食品添加物豊富な食材や加工食品、農薬の多い野菜、トランス脂肪酸を含む食材などは避けて。飼料にホルモン剤、抗生物質等が含まれている多くの肉や乳製品、卵、海洋汚染の影響を受けている魚は控えめに。
4:平熱を上げる

▼平熱を上げる食事の仕方
☑ よく噛んで食べて熱を産生
☑ 腹6分目でストップ。食べすぎると血行が悪くなる
☑ 1日3食ではない、自分にとっての適量で食べること
☑ たんぱく質は肉より、魚や豆で摂る
☑ 火を通した温かい食べ物を食べる、揚げ物は酸化しないココナッツオイルで
☑ カタカナ食は控えめに。パン、パスタ、ハンバーグ、ピザなどは体を冷やします
5:よく眠る

▼良質な睡眠のために
☑ 寝る前に5分の瞑想をする
☑ 軽いストレッチをする
☑ パソコン、スマホは寝る前は控え、部屋を暗くする
☑ 睡眠薬は副作用があるので飲まない
☑ 枕やマットは自分の体に合ったものを使用すること
☑ 朝、太陽を浴びる
☑ 寝る2~3時間前は食べない
☑ 規則正しい生活習慣
☑ ぬるめの39~40℃のお風呂に、寝る2時間前にゆっくり入る
6:サプリメントで食事で補えない不足分を補う
7:歯周病治療をする

8:放射線被ばくを減らす

9:環境を変える

10:正しいがんの知識を持つ

撮影/吉澤健太、平林直己、楠 聖子、奥山栄樹 ヘア・メーク/小澤実和、川岸ゆかり 取材/楠沢順子、菊池真理子、浦﨑かおり 構成/佐久間朋子