【チェックリスト付き】免疫力を下げる行動ベスト10

もう2年近く続くこの生活の中で、「免疫力を上げる」は最重要課題になっています。でも、免疫力ってどうしたら上がるの?わかっているようで本当に効果があるのか疑問なこともたくさん。まずは自分や家族が知らず知らずのうちに免疫力を下げる行動をしていないかをセルフチェック!肌も体調もメンタルもタフになりましょう!

レモンの効果はビタミンCだけじゃないんです!

レモンなどの刺激物が体に入ると「嫌なものが入った」と認識してそれを排出しようと大量の唾液が出ます。この反応が起こると、副交感神経が優位になりリラックスした状態に。結果、体温が上がり免疫力もアップ!

ところで「免疫力」って何ですか?

ウイルスや細菌、埃などの外敵から体を守っているのが免疫と呼ばれる体内システム。皮膚や粘膜で異物の混入を防いだり、侵入した場合には白血球でその異物を撃退するなどの機能全般を指します。健康に生きていく上で欠かせません。

免疫学の権威に伺いました▶︎▶︎

順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生
国内における自律神経研究の第一人者としてプロスポーツ選手、文化人、アーティストへのパフォーマンス向上指導を行う。著書に『免疫力が10割』など多数。
イシハラクリニック副院長 石原新菜先生
帝京大学医学部卒業後、同大学病院で2年間の研修医を経て父・石原結實氏のクリニックでの病気治療にあたっている。著書に『図解 免疫力の話』など。

【まずはチェック!】自分や家族の『免疫力の高さ』はどうすればわかる?

免疫力がダウンしているかもチェック

 

✔︎ 寝ても疲れが取れない(花粉症などアレルギー症状が出る)

✔︎ 口内炎ができやすい

✔︎ 肌荒れしている

✔︎ 風邪を引きやすい

 

免疫力が下がると様々なウイルスや細菌による感染症にかかりやすい状態が続きます。その小さなサインとして体が発しているのが上のような症状。小さな変化も見逃さずチェックを。

注意!こんな行動が免疫力をさげているかも

①   水分を摂りすぎている
水分を摂りすぎると胃の中に水分が溜まり胃酸が薄くなってしまいます。胃酸は細菌等から胃を守る働きがあるため要注意。 

②   冷たい飲み物をよく飲む
冷たいものを飲みすぎると体が冷えてしまい免疫力低下に。冷たいものを飲むときは口の中で少し温めてから飲みましょう。 

③   お腹いっぱい食べないと気が済まない
満腹は肥満だけでなく自律神経の不調にも繋がります。血糖値も上がり生活習慣病を招き、免疫機能が十分働きません。 

④   3食白米や麺類を食べている
白米や麺類には糖質が多く含まれているので、食後に血糖値の急激な上昇を招き、免疫力が低下。腹八分目を心がけて。 

⑤   姿勢が悪いと言われる
悪姿勢は首や背中にかかる負担が大きくリンパの流れを停滞させる原因に。結果疲れが溜まりやすくなるという悪循環に。

 ⑥   湯船に入らずシャワーのみ
40℃の湯船に10分程度浸かると、適度な水圧と毛細血管拡張効果で血流改善に。 シャワーではこの効果は得られません。

⑦   平均睡眠時間が7時間以下
アメリカの大学の調査では睡眠時間が6時間未満の人は7時間以上の人と比べ風邪を引く確率が4.2倍増という結果も!

 ⑧   「すみません」が口癖
人は謝罪するときに強いストレスを感じるもの。「すみません」でストレスを貯めるより「ありがとう」でポジティブに。 

⑨   運動不足
ウォーキングなどの軽い運動でも下半身の筋力増加や血流量の増加による心肺機能のアップなどの効果も。適度な運動を。

 ⑩   逆に過剰に運動している
過度な運動をするとコルチゾールなどの「ストレスホルモン」が分泌されてしまい、免疫機能が低下に繋がることも…。

20歳頃をピークに免疫力は下がってきています

東京予防医療クリニック院長・森 吉臣先生によると「免疫力は思春期にピークとなり、20歳を過ぎる頃から少しずつ低下を始め、40代ではピーク時の50%まで低下する例もあります。免疫力は白血球の細胞を細かく調べることによって数値として知ることができるので、気になる人は『免疫年齢検査』をしてみるのも有効です」。

●東京予防医療クリニック https://www.tokyo-yobo.com ※データ協力 東京予防医療クリニック

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2022年『美ST』2月号掲載
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/加藤志穂(PEACE MONKEY) 取材/安西繁美、佐藤理保子 編集/佐久間朋子