【免疫力を高める昼習慣】セロトニンを多く出すためのコツ11

年齢と共に下がっていく免疫力。コロナウイルス対策や風邪予防にも免疫力アップは重要です。医師が薦める免疫力を上げる昼習慣をまとめました。日中はセロトニンを多く出して腸活食を取り入れて。

1:噛めば噛むほど健康に

噛むことによって分泌される唾液の成分ペルオキシターゼには免疫力を上げる効果が。(石原先生) 食事はゆっくり噛むことが大切。早食いは交感神経を急激に高め消化吸収を阻害してしまいます。血糖値が急激に上がる弊害も。(小林先生)

2:イラッとしたら階段上り下りを

怒りは大きくても小さくても自律神経を乱す効果が。自律神経が急激に乱れるとその後3時間は乱れたままに。ゆっくりとリズミカルに階段を上り下りすると副交感神経が高まり自律神経の乱れを防げます。(小林先生)

3:肩の上げ下げで血流を促して

長時間同じ姿勢のままでいると首や肩の筋肉が凝り固まり、全身の血流低下、ひいては免疫力の低下を招きます。肩に両手をのせて両肘をくっつけて肘を顔の高さにまで上げ下げを数回繰り返す運動で筋肉の固まりを防ぎましょう。(石原先生)

4:昼食後の隙間時間で腸ストレッチ

座りっぱなしは腸の蠕動運動が滞りやすいため腸刺激ストレッチを。肋骨の下をぎゅっとつかんで体を反らしながら大きく息を吸い、お腹を手で絞り息を吐きながら前屈を。お腹をつかむ位置を下にずらしながら3回行って。(小林先生)

5:昼食メニューには刺激物を摂る

「辛い、苦い、酸っぱい」などの刺激物を食べると早く外に出したいと胃腸の働きが活発に。すると副交感神経が優位になり体の緊張が緩み免疫力がUP。それぞれ体温を上げる、体のほてりを取る、唾液を出すなどの効果も。(石原先生)

6:おやつを食べるならポリフェノールなどを意識

アーモンドは免疫力キープには欠かせないビタミンEを豊富に含みアメリカでは1日23粒食べる123運動が推奨されているほど。発酵食品でもあるポリフェノールたっぷりのダークチョコも◎。(石原先生)

7:発酵食品は2種類以上摂る

発酵食品を摂取すると腸内の善玉菌が活性化して免疫力が上がります。腸内の多様性を高めるため多くの種類の発酵食品を定食にプラスして食べることが大事です。(小林先生)

8:ゆっくり動いてゆっくり話す

自律神経は本当に繊細。安静中でも精神状態に大きく左右されます。急いだり焦ったりすると呼吸は浅く血流は乱れ、脳の働きも低下。昼間はせかせか行動せず、ゆっくり行動することで自律神経のバランスを適切に。(小林先生)

9:大さじ1杯の亜麻仁油を飲む

亜麻仁油に含まれるαリノレン酸は胃や小腸で吸収されることなく大腸まで届き、腸の蠕動運動を促してくれます。油分が便を軟らかくコーティングして便秘を防ぎ、腸内の炎症を防ぐ効果もあります。(小林先生)

10:自分に合ったヨーグルトを探す

善玉菌を増やすには乳酸菌やビフィズス菌などの生菌を摂るのが一番。おやつにヨーグルトを1日200g食べましょう。1種類を3週間ほど食べて、お通じや肌の調子で自分に合っているか判断を。(小林先生)

11:すみませんよりありがとう

会話でも免疫力をアップする方法が。人間は謝るときに強いストレスを感じています。謝り言葉が口癖になっている人は注意が必要。逆に感謝すると脳が快感を感じるので「ありがとう」を口癖に。(石原先生)
教えてくれたのは……順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生
国内における自律神経研究の第一人者としてプロスポーツ選手、文化人、アーティストへのパフォーマンス向上指導を行う。著書に『免疫力が10割』など多数。
教えてくれたのは……イシハラクリニック副院長 石原新菜先生
帝京大学医学部卒業後、同大学病院で2年間の研修医を経て父・石原結實氏のクリニックでの病気治療にあたっている。著書に『図解 免疫力の話』など。

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2022年『美ST』2月号掲載
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/加藤志穂(PEACE MONKEY) スタイリスト/菊地ユカ  取材/安西繁美、佐藤理保子 編集/佐久間朋子 撮影協力/アワビーズ