シミ・シワを防ぐ?!【肌の免疫力を高める】スキンケア

外的刺激から肌を守り、不要なものを排除する免疫機能は肌にも備わっています。この免疫力が下がれば炎症を引き起こしやすくなり、ひいてはエイジングを招いてしまうことがわかりました。肌を守る細胞たちの特長から、肌細胞たちを助けて肌免疫力を上げるおすすめスキンケアを紹介します。

肌あれだけじゃない! 実は、シミもシワも免疫力が弱まった結果なんです

皮膚内の免疫応答に寄与する細胞は、老化に関与する可能性があります。2種のマクロファージのバランスが崩れると老化に繫がるリスクのある慢性炎症を招き、老化細胞が除去されず蓄積していきます。その上ランゲルハンス細胞は、加齢にともない炎症を鎮静する機能が低下することも分かっています。
\ヘルペスや口内炎は免疫が弱まったときのわかりやすいサイン/
疲労やビタミン不足、紫外線、ストレスなどが肌の免疫力を低下させる原因に。肌トラブルをひきおこし、回復するまでには5日から2週間ほどかかります。
教えてくれたのは……資生堂 みらい開発研究所 長谷川達也さん

肌内部はこんなことになっています!肌を守る4大細胞を紹介

1&2:異物が入らないよう壁を作る「角質層」と「常在菌」

皮膚の一番上にある角質層と常在菌には、異物から肌を守る壁の役割があります。バリア機能を強くすることで、健やかな状態を保ちます。また、肌トラブルを引き起こす菌が優位にならないように、常在菌がバランスの良い状態であることも大切。

3:24時間、悪いものと悪くないものを監視する「ランゲルハンス細胞」

表皮にあるランゲルハンス細胞は、まさにガードマン。24時間、周りの細胞にビヨーンと手を伸ばして、悪いものと悪くないものを監視。侵入物が有害か判断し、全身の免疫系に情報を伝える司令塔の役割を担っています。また、外的刺激への過剰反応を感知すると、自らの手を伸ばして鎮静化し、肌老化を抑える機能もあります。

4:異物や老化細胞を食べてくれる「マクロファージ」

マクロファージとは免疫細胞である白血球の一種。タンパク質TNF-αを分泌し、老化細胞を弱らせ細胞死を誘導後、死んだ細胞を貪食します。病原体や老廃物といった不必要な物質も排除。成長因子を分泌し、皮膚の修復をする役割もあります。

頑張っている細胞たちを推し活するスキンケアで肌免疫力を上げて

1:【常在菌推し!】肌あれさんに特にオススメ

全ての人に存在する美肌菌に着目。肌とそのマイクロバイオームに効果のある7種類のプレ/プロバイオティクス由来成分を独自配合。ランコム ジェニフィック アドバンスト N 30㎖ ¥11,000(ランコム)

2:【ランゲルハンス細胞推し!】肌の老けを感じたらこの2本

左・しぼんだ肌を立て直し健やかに育みます。ルバーブエキスなど植物エキスや、冬虫夏草エキス、肌フローラに着目した乳酸球菌培養溶解質など15種類の厳選成分を独自配合。ノエビア セラミューン ¥30,800(ノエビア)右・アワード常連美容液がさらにパワーアップ。「免疫」に着目した資生堂の技術は、世界8カ国で特許を取得。先進技術を搭載し200を超えるアワードを受賞した逸品。SHISEIDO アルティミューンTM パワライジング コンセントレート Ⅲ 30㎖ ¥8,800(SHISEIDO)

3:【マクロファージ推し!】炎症が慢性化されていると感じたら

肌細胞のバランスを整え、消炎症へ。紫植物のパワーに着目。紫外線ダメージに負けないうるおいに満ちたつや肌へ導きます。リバイタル ローションセラム ¥6,600〈編集部調べ〉(資生堂)

こちらの記事もおすすめ



2022年『美ST』2月号掲載
撮影/谷口 巧(Pygmy Company)〈人物〉、河野 望〈静物〉 モデル/橋本マナミ ヘア・メーク/KIKKU 
スタイリスト/Toriyama悦代(One 8 tokyo) イラスト/パち子 監修/小西さやか 取材/吉田瑞穂 編集/住森英美